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Posted by ミリタリーブログ at

2009年09月29日

Crime Scene Technician Vest

最近、某海外オークションで纏まった数のイーグル社の試作品ベストなどが出品されておりました。
自分も入札参加しましたが、どれもこれも高値がつきまして今回入手しましたのがこのベスト。




Eagle Industries Crime Scene Technician Tactical Vest
クライムシーン・テクニシャン、つまり鑑識技術者(鑑識官)用ベストです。
CSといえばアメリカの人気TVドラマ「科学捜査班CSI(Crime Scene Investigation(正しくは鑑識班)」が有名ですね。
実際の鑑識班は鑑識作業以外の尋問や逮捕あるいは捜査などの刑事の仕事をすることはありません。


ちなみにCSIシリーズでお気に入りのキャラといえば、「CSIマイアミ」のデビット・カルーソー演じるホレイショ。
鑑識官兼犯罪学者でありながらマイマミバイス並みにバンバン冷徹に銃撃を行う怖いヒトであります。
ミリ的には「プルーフ・オブ・ライフ」の元・特殊部隊員ディーノが印象的ですが、
自分的には「ランボー」でスタローンにコテンパンにされる保安官助手や
「ハドソンホーク」の無口で形態模写が得意なCIA工作員”キットカット”のイメージが強いんでそのギャップが面白いです。

閑話休題

さてこのベスト残念ながら何処の司法機関が使っていたのか不明ですが、
Dリングやベロクロを見たかぎり、かなり酷使されていたみたいです。
鑑識の場合、必要な資器材はバッグやコンテナに収めて持ち運びすると思うので、
このベストには現場でよく使用するアイテムを収めていたのではないかと思います。


特徴なのがベロクロの多さ。あちこちにベロクロが縫いつけられています。


出品時の画像を見るに、反射テープの貼り付け用みたいですね。


右胸部にはライト用らしきポーチと透明ビニール窓付のポーチ。
窓付ポーチにはゴムバンドが一緒に縫いつけられ物が飛び出ない様ししてあります。
大きさ的にバッチやコンパクトデジカメなどをいれるんでしょうかね。


その下にはフラップ付ポーチ、3つに分けてありますが収納容量はそれほどありません。
書類や指紋採取用ゼラチン紙など薄い物を収めるのによさそうです。


左胸部にはポーチが3つ。ジッパー側の細長いのはおそらくペンライトや筆記用具、ピンセツトなど入れられそうです。
残り2つのポーチは携帯電話も入らない小ささ、鑑識キットのなにかを入れるんではないでしょうか?


”タクティカル”の名前の所以と思われるホルスター部分。ハンドガンと予備マガジンを収めることが出来ます。
ベルトループは最初から付いておらず、代わりにDリングが4つ縫いつけられています。


左脇側にはラジオポーチ。中型無線機などを収めるのに最適です。
イーグル社のユニバーサルホルスターと同じ様にベロクロで無線機の大きさに合わせて調整可能。

法執行機関、それも鑑識官用という限定的な装備で珍品の部類に入ると思いますが、
ゲームでは、なかなか使用しにくそうです。”警官VSギャング団”などのシチュエーションゲームでウケそうですが、
スタート時に激走・乱射なホレイショ的鑑識官ってのもイヤですね。

■おまけ■

ホレイショ様のシビレるセリフでお楽しみください!

ヤンデレの妹に死ぬほど愛されても許さないホレイショ・ケイン











  

Posted by しゅがごん at 01:00Comments(0)Vest Rig PlateCarrier