2009年09月13日
EAGLE TAC-V1 VEST

前回のインドアゲームでチーム内でV1ベストが熱い状態、そこで久しぶりに押入れから引っ張りだしてみました。
EAGLE TAC V1 N Vest (現在の名称はTAC V1 N Vest A)
90年代から現在まで製造・使用されているタクティカルベストです。
カラーはOD・ブラック・カーキの三種類。同じスペックの物をBHI、LBT、TAC-Tでリリースされています。
これは初めて手に入れたメーカー製造のタクティカルギアで(右画像、あの頃は若かったなぁしみじみ)、
「これはペルー公使館占拠事件で特殊部隊が着ていたヤツだよ」と説明された記憶があります。
M4、MP5、AKのマガジンが挿入できてとても重宝しておりました。

V1ベストの全形。メッシュ生地を多用して体の熱が篭らない様にしてます。
最近のバージョンは肩のポーチのフラップにナイロンタブが付けられたり、
右肩部分に銃床が滑らないよう滑り止めが縫いつけられています。
脇腹のサイズ調整がナイロンテープに変更、アーマーキャリアーを着込んでも対応できますね。
こちらは最近のバージョン。ポケットが廃止されメッシュ部分にファスナーが付けられて
物が入る様になっています。形的にフローテーションなどを入れられるかと思います。
内側両脇のポケット。パイル&フックで閉まるフラップです。CDなら3枚入るゆとりの大きさ。
イーグル社ロゴマークの住所はミズーリ州セントルイス、現在は同じミズーリ州フェントンに移動しております。
背中部分は古き良き時代のALICE対応。タイラップを使えばMOLLE対応ポーチも(無理やり)装着可能。
サイズ調整の方も古き良き時代のパラシュートコード使用。締め付け具合はテープ方式よりもバツグンです。
肩部のサイズ調整部分です。パイル&フックで長さを調整できます。肩部のDリングはハイドロレーションのホースや
無線機のコードなどを通せば、ホースやコードの絡み問題が軽減できます。緊急搬送時用のドラッグハンドルも頑丈に縫い付けられております。
フロント部分です、各種ポーチが縫いつけられております。M4マグが2本挿入できるポーチが6つ、計12本のマグが挿入できますが、
両脇のマグポーチにマガジンを入れても抜きにくいので8本ぐらいまでが妥当な数でありましょう。フラップはパイル&フックで閉じます。
右側ポーチ、12ゲージのショットシェルを5個装着できます、ゴム部分はベロクロで取り外し可能なので小物を入れられます。
だいたい携帯電話1個分の収納スペースですね。フラップの開閉はパイル&フックです。
左側ポーチ、フラップの開閉はパイル&フック。ゴムフラップが縫いつけられて40㍉グレネードが3個収められます。
携帯電話やライト、電池やライターなどの小物を入れるのに丁度いいです。
肩部のポーチ、フラップはドットボタンで閉じます。コンパスや無線機を入れるのに最適です。
今現在で普及しているMOLLE対応のプレキャリやアーマーキャリアーに較べれば拡張性は弱いですが、
体への密着度や一体感は負けないと思いますし、匍匐前進しやすいし、フラップをマグポーチに押し入れてしまえばCQBに対応できますよ。
Posted by しゅがごん at 03:00│Comments(2)
│Vest Rig PlateCarrier
この記事へのコメント
自分もTAC-V-1を持ってますが自分のは極初期型でドラッグハンドルもキャメルポーチもありませんでした。それにメーカータブも今の刺繍タイプではなく、ちょっと前のBHIのようなやつ(塩ビみたなやつ)です。
自分もV-1系のベストが一番すきで最近のプレキャリなどよりV-1のほうが当たり障りなくちょっと昔の特殊部隊みたいになれるのがいいですね。
ちなみに古参の兵士はMOLLEよりV-1を好むそうです。理由はポーチの取り外すが面倒なのと、既に縫い付けてあるので脱落がなく安心するからだそうです。
余談ですがEAGLEでの正式な型番はTAC-V-1-Nです(パッド付きはN-A、ホルスター付きはN-B)です。
長々と失礼しました
m(_ _)m
自分もV-1系のベストが一番すきで最近のプレキャリなどよりV-1のほうが当たり障りなくちょっと昔の特殊部隊みたいになれるのがいいですね。
ちなみに古参の兵士はMOLLEよりV-1を好むそうです。理由はポーチの取り外すが面倒なのと、既に縫い付けてあるので脱落がなく安心するからだそうです。
余談ですがEAGLEでの正式な型番はTAC-V-1-Nです(パッド付きはN-A、ホルスター付きはN-B)です。
長々と失礼しました
m(_ _)m
Posted by CIA局員 at 2009年09月13日 03:52
CIA局員様 コメントありがとうございます。
ブログの方拝見させて頂いております。
初期のベスト類ってドラッグハンドルが付いてなくてパラコで代用とされてましたね。
必要に迫られての追加だと思いますが、実戦ではそういうシチュエーションが多々ある(あった)のでしょうか?
最近のMOLLE対応ギアだと空いてる場所があると落ち着かないというか勿体無いというか
全部ポーチで埋めてしまって満足症候群な気分になってしまいます。
V1ベストのように必要な物だけ縫いつけの方が軽量・丈夫でオペレーター好みと言えそうです。
今後は昔みたいなシンプル装備がまた流行り直すかもしれませんね。
ブログの方拝見させて頂いております。
初期のベスト類ってドラッグハンドルが付いてなくてパラコで代用とされてましたね。
必要に迫られての追加だと思いますが、実戦ではそういうシチュエーションが多々ある(あった)のでしょうか?
最近のMOLLE対応ギアだと空いてる場所があると落ち着かないというか勿体無いというか
全部ポーチで埋めてしまって満足症候群な気分になってしまいます。
V1ベストのように必要な物だけ縫いつけの方が軽量・丈夫でオペレーター好みと言えそうです。
今後は昔みたいなシンプル装備がまた流行り直すかもしれませんね。
Posted by しゅがごん
at 2009年09月13日 13:13
