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Posted by ミリタリーブログ at

2008年09月03日

ひ と て ま か け て~ベッタベタしないガムテの巻き方

「ガムテ巻きは漢のロマン」と申しますが、装備品のあまったストラップの処理や金属部分の消音に
ガムテープ(ダクトテープ)を貼ったり巻いたりすることがよくあります。
特殊部隊からの放出品なんか、それこそ鬼のように念入りに巻き巻きしていることが多々あります。

実際ガムテ巻きをしているとストラップが伸びることがなくなったり(昔のLBT製品はガムテ巻きしてないと簡単に緩みました)
ブラブラするストラップにストレス感じないなどといいこといっぱいです。

ただし問題なのはガムテを剥がす時。
粘着剤がストラップなどに付いてエライことになっております。

これはプロテックヘルメットに貼ってあったガムテを剥がした時のモノ。
こびり付いた粘着剤を市販のシール剥剥がしスプレーで落とそうとしたらさあ大変、
デロデロ伸びること伸びること。結局スプレー2本と大量のぼろきれ、2時間の労力を消耗しました。

でもっていろいろ試行錯誤のうえ、ベッタベタしない方法を考え付いて実践しております。
用意するのはガムテとカッターナイフ、

調理用ラップフィルム(俗にいうサランラップ)

ラップを適当な長さに切っておきます。ストラップの処理なら20cmもあればよいでしょう。

ラップを3つ折にする。2cm幅くらいがいいかとおもいます。

ラップを対象物に力をいれて巻きつける貼る対象が大きければ先に2箇所ぐらい仮巻きしてから
本巻きしていくときれいにラップを巻いていくことができます。

上の画像はプレキャリに無理やりショルダーパッドをつけるため、2箇所ラップで縛りつけ、

その後ラップをグルグル巻きしております。ラップをきつく巻きつけておかないとストラップがゆるんできますので
必ず力を込めて巻いてください。

④ガムテをラップの上から力をいれて巻きつける。

ラップの境目から丁寧に貼りましょう。ラップがはみ出たら後でハサミで切れば目立たなくなります。
できることならガムテを5mmくらいずらして装備に貼りつけた方が耐久性が増します。
ガムテは手で千切るよりもカッターで切った方が仕上がりが綺麗です。
輸入モノのガムテは千切ろうとすると繊維がボロボロしてヘンな切れ口になるんでカッター奨励。

このM4マガジンもラップを使ったガムテ巻きをしています。


カッターナイフで簡単に切断できます。ガムテを両側5mmずらしてマグち貼り付けてます。
多少ベタベタが残りますが、この程度なら剥がし落とすのも楽ですよ。

欠点としては半年から1年するとラップの可塑剤が抜けてきて、張り具合が緩くなってくることでしょうか?
まぁその時は改めて巻きなおしをすればいいワケで。

さぁ皆さんも臆せずガムテグルグル巻きにレッツトライ!