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Posted by ミリタリーブログ at

2011年05月04日

Endeavor Stitch Works sling


注文していた物がようやく届いたので紹介します。
とはいえ、すごいマイナーメーカーのうえに、ごく普通のアイテムなんですが・・・。


Endeavor Stitch Works and Gear/Single point sling
カルフォルニア州にある個人メーカー、エンデバー・ステッチワークスのバンジースリングです。
カラーは画像のブラックのほかにOD、コヨーテ、別注でピンク(!)があります。


スリングフックはH&Kタイプ(香港・中国製)、表面は普通の塗装なので使っていくうちに剥がれることでしょう。
ファステックスで銃器からのすばやい脱着が可能です。ファステックスはGerald Schwartz Inc製、LBTでも使っています。


スリングのテープ部分は1インチ(2.54cm)幅と思っていましたが、計ってみたら3cmジャスト。
どうやらメートル単位のナイロンテープを使っているみたいです。米国製でメートル単位素材を使うのは珍しいですね。
力のかかる部分は熱収縮チューブで補強してあります。前に紹介したNorthEast Tactical製品と同じ手法です。
少し気になるのはスリング結合部に使っているスクエア(四角形)リングがプラ製なこと。
そこそこの強度はあると思うんですが、ここが一番破損しやすい予感がします。できれば金属製にしてもらいたいところ。
スリング自体の造り具合はかなり丁寧です。縫製糸もケチってないですし、テープ端や残り糸の処理もキチンとしてます。


タクティカルギアメーカーというと、イーグルやBHIなどの軍・法執行機関向けに対応できる規模から
知り合いのみに製作する趣味の延長という規模まで千差万別に存在します。
とくに9.11以降、新しいギアメーカーが出現→消滅の繰り返しで、いったいいくつ位のメーカーが存在するか把握できません。
昨今のネット繁栄のおかげで、気軽に個人でのメーカー立ち上げができる様になり、
社長と職人と事務を兼任し、自宅車庫でギアで製造する文字通りのガレージメーカーが増えてきました。

個人メーカーでリリースするアイテムで多いのが、ベルトとスリングです。
資器材はナイロンテープと金具とミシンがあればいいですし、チェストリグやバックと違い専門技術がなくても製作可能です。
反面、メーカー独自の目新しさや独自性を出すのが難しく、メーカーとして発展させていくのは至難の業ではないでしょうか?

■オマケ■


文字通りのアンブッシュ! マグプルマグやHKのランチャーが普及しているのがわかります。  

Posted by しゅがごん at 12:42Comments(2)Others