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Posted by ミリタリーブログ at

2010年08月18日

56CHEST BAKA

世界で一番普及しているタクティカルギアといえば、56式弾帯ということに異論はないでしょう。
誰もが1度は実物を見たことはあるでしょうし、ひとつくらいお持ちの方も多いはず。


世の中には一人で6個くらい持っているバカがいるのも不思議ではありません(笑)。


もともと「目指せ、製造年代コンプ!」で集めようとしてましたが挫折中。
同じ年代でも刻印スタンプのデザインが違ったりするし、いったいいつまで製造していたのかも不明。
中国人民解放軍は7つの軍区からなっており、それぞれで被服や装備の製造も行っているうえに、
その隷下の被服製造工場だなんて、とんでもない数になることでしょう。
まぁゆるゆる収集して調べていこうかと思ってます。ヘタすりゃ生涯かけてのライフワークになったりして・・・。

とりあえず「56式チェストリグ」のカテゴリーを開設しようと思い、今回は走り書きみたいなもんでもと。

56式チェストリグの制式名称は五六式抱脚弾帯
海外ではCHI-COM (中国共産党)ChestRigでの名称で知られています。
56式自動歩槍(56式小銃、中国製AK47)用の胸掛け式マガジンポーチです。
マガジンを収めるポーチが3つ、小物を入れるポーチが4つの構成です。
そのうち左端のポーチは内側がビニール生地で作られており、ある程度の防水機能があります。
本体は丈夫な帆布生地(キャンバス地)製、フラップの固定には木製部品を使っています。


上下では色合いが違いますが、同じスタンプが押された物です。
上の方は新品(とはいえカビが生えていますが)、下は長年ゲームで使用したり洗濯した物。
染料の質が悪いのか、一回洗濯しただけでかなりの色落ちがします。

20世紀後半の戦争・紛争地域で必ずAKと一緒にこの弾帯が見かけられますが、
いったいどのくらいの五六式がバラかれたんでしょうか?恐らく当の製造国でさえ把握しきれていないはずです。


ヒストリカルゲームで装備した時の画像です。
左は本巣のアホカリプス、北ベトナム兵士として参加。右は千葉県でのボスニア戦、クロアチア軍として参加。
東南アジア、中東、アフリカ、中南米、どこでもOKな装備なんで重宝しております。
最近のゲームでも、特に重装備はキツい夏場での使用される方が多い様です。
軽くて丈夫で、収納可能なマガジンの種類も多々あるし、何より安価、持っていればなにかと役にたつ逸品ですね。


一番最初に買った弾帯ですが、さすがにフラップ辺りがボロボロ。
サバゲー始めた時に中田商店で購入しました。
AKは無論、M4やMP5のマグまで挿入できたうえに
匍匐しようが、雨風に晒されようが、十年くらいは使用できました。
もう使えそうにないのでネタ用に分解してみようかと思っております。

■オマケ■


昔の画像を探してたら見つけた、アホカリプスでの故・三島軍曹とのツーショット。
こんなに小柄でベトナムの戦場で戦いぬいたとは驚きでした。
「駄目だよ~そんな格好しちゃあ、撃っちゃうぞ(笑)」と言われたのが昨日の様です。




  

Posted by しゅがごん at 00:12Comments(0)よもやま話